ロシアで発展したウォッカには無色透明のピュアウォッカとカラー&フレーバーウオッカのふたつの流れがありますが、ハンターはその後者の伝統を受け継いだひとつです。 ロシア語では猟師をオホートニックといい、「オホートニチャOkhotnichya」は「猟師のウォッカ」という意味になります。 ラベルに描かれている鳥はロシアに広く分布するオオライチョウです。オオライチョウの狩猟には独特の秘訣が必要で、昔ロシアではスポーツとしても農民の副業としても人気がありました。 原料と製法:Deluxe(最高級)エチルアルコールと軟水を混合し白樺活性炭でろ過をしたもの(ウォッカ)にオホートニチャ浸酒(ショウガ・コーヒー豆・アニスの実・クローヴ・アンゼリカの根・タチキジムシロの根・黒コショウ・唐辛子・ネズトショウ・乾燥オレンジピール・乾燥レモンピールをスピリッツに着けたもの)、ぶどうブランデー、徹量の砂糖、カラメル色素を加えております。 ソ迎では”ハンター(Okhotnichya)”は「ウォッカ」とされていましたが現在のロシア国家規格COSTではウオッカではなく“HacxoHKarop”(ナストイカゴリカヤ、Bitter,辛口浸酒)というカテゴリーに属します。しかし、日本の酒税法ではスビリッツ類のウォッカに該当するのでウォッカとしました。業界用語では”フレーバーウォッカ””カラーウォッカ”ともいいます。ソ連時代には国家公団”サユーズプロドインポルト”から日本に輸出されていましたが、現在は”ハンター”のブランドは国営企業”サユーズプロドインポルト”により管理され、ここが日本への窓口になっています。